先日のオバマ大統領の就任式、
零下の中でも徹夜組が出るほどの人の集まり具合って、すごいなあと思いました。
日本でも、選挙速報は特番になりますが、
アメリカでは、4年とか8年に1度のことだからでしょうか?
台湾の総統選挙も、かなり盛り上がるようで、
まだ学校を卒業したての頃、
友達が、何気ない話の中で台中から台北まで(熊本から小倉に行くぐらいの距離はあるのでしょうか?)、
選挙集会に行くのを、ちょっとしたイベントかコンサートにでも、友達と行くようなノリで話してたのを、思い出しました。
(実際、そのあとショッピングや街歩きをするのも、楽しみとは言ってましたが、)
別にその子達が、普段から政治に興味があるように見えたわけでも、政治的な活動をしているわけでもなく、
ましてや、政治についての話題が出たことがある覚えもなかったので、
余計に印象に残っています。
普段の生活の中での、
政治との距離感の違いなのかもしれません。
オバマ大統領と言えば、
『 Yes, We can !! 』
先日、産創館でのセミナーの講師、ヒューゴの加藤社長
も
キーワードに挙げられていて、
その言葉が、意識の中に響いてくるような感じがしたのを覚えています。
“change”という言葉も、オバマ大統領のひとつのキーワードのようですが、
“Yes, We can !!”という方が、何となく自分に入ってくるような気がします。
突き詰めていけば、よりシンプルな言葉の方が、
より伝わるのかもしれません。
スピーチのほとんどの部分は、
聞いても、ちんぷんかんぷんですが!?…
そのワンフレーズだけで、
どんな感じの話をしようとしているのか、少なくとも、わかるような気がする…、勝手にわかったような気になる・・・
というのは不思議なものです。
いろいろなイメージ戦略もあるだろうし、
“誰が言っているのか”ということも、とても重要だと思いますが、
アメリカの大統領になるには、
みんなにわかりやすい、大きな“旗”を創ることが出来て、
その旗を、しっかりと支えて、振ることが出来る人
であることを、まず求められるのかもしれません。