夏間近、この季節になると“アカザ”という野菜が手元に入ってきます。中国では「米茜」といい、個人的には、季節を感じる野菜のひとつです。
炒めても良し、スープにしても良しと・・・ほうれん草に似た感じで使っています。
この野菜、かなり特徴的で、炒め煮にしたりスープにしたり茹でたりすると、そのスープや茹で汁が紫蘇ジュースのような“赤紫色”になります。
アカザを調理する時には、十中八九ニンニクと組み合わせて調理します。中華の材料組み合わせの“鉄板”のひとつです。
この辺りでは、売っている所を見たことがないのですが、神戸の南京街に行くと売っています。
でも、その茎の所とかをプランターや畑に刺しておけば、手間要らずでどんどん成長していきます。
改めて、ウィキペディアで調べてみたら・・・なんと、このアカザ、雑草扱いになっているではないですか・・・
中国では結構ポピュラーに食べられているし、てっきり野菜と思いきや・・・
でも、ご心配なく!!野菜として食べられるし、漢方の生薬としても使われているとも書いてありました。
やっぱり野菜です。ほうれん草も同じ『アカザ科』だそうです。
このアカザ、そして鉄板組み合わせのニンニクをガーリックチップにして、海老餃子の餡に混ぜ込んでみました。
皮はアカザの茹で汁を使って、ピンク色に仕上げています。
この時期だけの、限定10人前、もしよろしければ一度お試し下さい!
『アカザとガーリックチップの海老餃子』
(1人前3個)¥600 【葱酥米茜餃】
※餃子の形は写真と少し異なります。