この度、店内メニューなどではご案内していない、
ホームページ、ブログをご覧いただいた方にのみご提供の炒飯を用意しました。
鹹魚(ハムユィ)は、香港や広東で作られている塩漬け魚です。
とても詳しい、親切な説明サイトがありましたので、ご覧下さい。
『サンパチの料理の世界 食材辞典《鹹魚》』
広東料理の中に、
『鹹魚鶏粒炒飯(ハムユィと鶏肉粒切りのチャーハン)』
という、すごくポピュラーで代表的な炒飯があります。
もちろん、こちらの取り合わせもベストマッチなのですが、
個人的には、塩魚と豚バラ肉、葱生姜を一緒に蒸した時の取り合わせが、とても大好きです。
豚肉は、やはり豚バラ肉がいいです。
ハムユィの独特の風味と塩気が、
豚バラ肉の旨みと脂に絡み合い、
とても強い旨みを醸し出します。
癖と旨みの強い者同士、パンチの効いたガチンコの組み合わせを、
葱生姜が上手くとりなしてくれている感じです。
これがまた、白いご飯に良く合います。
はまれば、“おかわり”確実です。
実を言うと、自分的には、
敢えて炒飯にして、卵や炒める際の油を加え、味付けをするよりも、
白いご飯と一緒に食べたほうが、
その旨みをストレートに味わえるのでは・・・
と思わないでもありません。
でもそこで、チャーハンにしても、勝るとも劣らないものを作れないだろうか・・・??
チャレンジして見たいと思います。
よく知られたスタンダードな料理や伝統的な料理には、
やはりそれだけの理由があるはずです。
かねがね、何故「ハムユィと鶏肉」のチャーハンであって、
「ハムユィと豚バラ肉」のチャーハンは、聞かないんだろうと思っていました。
これを機会に、そのあたりのことを勉強してみて、ひょっとしたらその理由を体感することが出来るかもしれないと考えています。
もしよろしければ、一度お試し下さい。
ご注文の際に「YouTubeを見た」または「ホームページ限定炒飯」とお申し付け下さい。