中国、香港、台湾で、
数ある食材の中でも、
とても珍重されている“干しアワビ”・・・
その中でも、特に日本産の干しアワビが
昔から最高級品とされています。
そして、その日本産の中でも、
『網鮑』、『吉品鮑』、『禾麻鮑』という
干しアワビの「三大ブランド」があります。
『網鮑』は、主に青森県や千葉県外房産の大ぶりの干しアワビ
『禾麻鮑』は、マグロで有名な、青森県大間産の干しアワビ
そして、
表題の『吉品鮑』は、岩手県大船渡市吉浜産の干しアワビです。
吉浜の“浜”という字の広東語読みと“品”という字の発音が似ているので、
『吉浜鮑』⇒『吉品鮑』と呼ばれるようになったのだと思われます。
ちょうど今頃、干しアワビを作っている時期なのでしょうか??
せっかく日本にいるのだから、
一度機会を見つけて、
吉浜に、そして、気仙沼に
干しアワビとフカヒレを見に行ってみたいなあと思っています。